弁護士紹介
1栄枝明典
代表弁護士
略歴・所属
神戸生まれ、松江、大阪、富山、神戸、西宮、東京で生活 私立灘高校卒業 東京大学文科Ⅰ類入学 司法試験合格 東大法学部卒業 弁護士登録(第二東京弁護士会) 趣味 映画鑑賞、ドライブ、海外旅行(世界史をたどる旅)、サイクリング、読書
- (1)弁護士として生きる幸せ
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弁護士として生きてきたことを幸せだと思います。弁護士になるために生まれてきた(ナチュラルボーンロイヤー)と言われることもあります。
裁判官だった父から正義を大切にすることの大切さを幼少時より教えられました。正義を守り、人助けをすることが私の使命です。
- (2)世の中のことをもっと知りたい
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世の中が一体どうなっているのか、世の中のことを知ることが喜びです。
今私たちは、激動の時代を生きています。最先端を生きる人の支援もしなければならないし、時代の変化の中で落ちこぼれてしまう人たちを支援することも大切です。何よりも大切なことは、世の中が変わっていく方向が正しいのか、間違っていないかどうかを見極めることです。そのために、世の中のことをもっと知りたいと思います。
- (3)依頼者とともに歩みたい
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私にとって弁護士であることは、生き方であって、生業ではありません。窮地に陥って困っている人や企業を救い出すことが私の使命です。当面の案件を処理するだけで終わるのではなく、依頼人は、弁護士活動を通じて、同じ時代をともに苦労して闘い抜く仲間だと思います。長くお付き合いして、その人(企業)の人生(活動)をずっと見守っていきたいと思います。
- (4)法律を通して社会を知りたい
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法律は社会の対立する利害の調整のルールであり、法律がどうなっているのかを知ることによって社会が見えてきます。今社会で何が起きているのか、社会はどのような仕組みになっているのか、どこが間違っているのか、どのようにこれを改めなければならないのかを知ることができます。そしてどう正しく生き抜くことができるのかを知ることができます。新しい世界を知りたいと思うからこそ、法律を知りたいと思い、日々一生懸命勉強しています。
- (5)日本全国へ
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私は神戸で生まれ、松江、大阪、富山、神戸、西宮、東京と転居してきました。それぞれの町に深い思い出があります。私にとって、弁護士活動のために出かけた町は、札幌から沖縄まで広く日本全国に広がり、どこも思い出深く、もう一つの故郷のように思えます。日本全国の街に出かけるのが楽しみです。
2伊藤 彩
弁護士
略歴・所属
- 平成18年3月
- 千葉日本大学第一高等学校卒業
- 平成18年4月
- 上智大学法学部入学
- 平成22年3月
- 上智大学法学部卒業
- 平成22年4月
- 上智大学法科大学院入学
- 平成24年3月
- 上智大学法科大学院修了
- 平成24年9月
- 司法試験合格
- 平成25年12月
- 弁護士登録(第二東京弁護士会、66期)
- 平成26年1月
- 栄枝総合法律事務所入所
- 令和1年より
- 上智大学法科大学院非常勤講師(リーガルクリニック)
1 弁護士を志したきっかけ
法律を通して様々な世界を知りたい、相談してくれた方にとって最善の選択肢を示せるようになりたいと思い、弁護士を志しました。
2 弁護士として活動をする上で心がけていること
- ①事案の背景を理解するよう心がけています。
- 定型的な事案のように感じても依頼者の方にとって重要なこと、正義はそれぞれだと思います。これらを見落とさず、依頼者の方にとって最善の解決を提案できるよう心がけています。
- ②丁寧な説明とご報告ができるよう心がけています。
- 依頼者の方にとって、初めて行う裁判や手続が多く戸惑われることも多いと思います。制度や手続の流れ、事案の見通しなどを丁寧に説明し、適切にご報告できるよう心がけています。
- ③気軽にご相談していただける雰囲気を作るよう心がけています。
- 弁護士の仕事は、法律的な知識はもちろんですが、コミュニケーション能力も非常に重要であると考えます。依頼者の方が、冷たい態度や厳しい態度に緊張されて大事な事実を言えず、あるいは本当のお気持ちを言えないということが無いよう気をつけています。
- ④心身共にいつも万全な状態でいられるよう心がけています。
- 弁護士の仕事は、体力勝負であることが多いです。明日重要な裁判がある、大事な契約があるといったときに、心身が不健康で適切な判断ができない、投げ出してしまうということは許されません。普段から仕事と休養のメリハリをつけ、バランスの良い食生活をするよう心がけています。
- ⑤多様性に対する好奇心を持って仕事を行うよう心がけています。
- 弁護士の仕事は、日々様々な職業、生活スタイル、価値観を持つ方々と接します。「こういうものだろう」、「こうあるべきだ」という考えから離れ、好奇心を持ってお話をうかがい勉強することで、事案をより深く理解し、より良い解決のきっかけになるのではないかと思います。
3 趣味
- ①旅行
- 美しい自然や異文化に触れることが好きです。(泳ぎは苦手ですが)旅先でダイビングをすることも好きです。
- ②料理、お酒を楽しむこと
- 各国料理作りに挑戦したり、色々なジャンルのお店に行ったりして美味しい料理と美味しいお酒を楽しむことが好きです。
4 最後に
依頼者の方が抱える悩みや不安に寄り添い、最善の選択肢を探り、権利利益を護るために尽くすことが、弁護士としての使命であると考えます。
相談して良かったと思っていただけるよう精一杯対応させていただきますので、どうぞお気軽にご相談ください。
3岩井大亮
弁護士
略歴・所属
- 平成23年3月
- 県立小田原高等学校卒業
- 平成27年3月
- 慶應義塾大学法学部卒業
- 平成28年3月
- 慶應義塾大学大学院法務研究科中退(司法試験予備試験合格のため)
- 平成28年9月
- 司法試験合格
- 平成29年12月
- 弁護士登録(第二東京弁護士会、70期)
- 平成29年12月
- アンダーソン・毛利・友常法律事務所入所
- 平成30年10月
- 栄枝総合法律事務所入所
弁護士として活動するためには、司法試験合格後に司法修習生(準公務員)として1年間の研修を経なければなりません。
私が司法修習生の時に観た印象深い映画の一つに、アル・パチーノが盲目の退役軍人フランク・スレード中佐を演じた「セント・オブ・ウーマン」という映画があります。
映画の前半から中盤にかけて、名門校に通う貧しい苦学生チャーリーとスレード中佐の交流が描かれます。
ある日、チャーリーは、悪い友人が校長の愛車にイタズラをする様子を目撃し、犯人を捜す校長から、犯人を教えるように詰められます。友人を庇うチャーリーは、知らないと答えます。校長は、教えればハーバード大への推薦を約束する、教えなければ退学にするとチャーリーに迫ります。
その後、校長が用意した公開懲戒委員会の場でも、チャーリーは証言を拒否します。校長は、懲戒委員会にチャーリーの退学を要求します。
ここで、スレード中佐の名演説が始まります。
(演説の内容については映画をご覧ください。)
懲戒委員はその場で審議し、チャーリーの解放を発表しました。
自分への利益供与をちらつかされても友人を庇ったチャーリーの行動は、彼自身の高潔さの表れでした。
しかし、スレード中佐が彼を弁護しなければ、彼は退学を余儀なくされていたと思います。
この社会では、誠実に生き活動し、正しいことをしているのに、困難に直面したときに手助けをしてくれる人を得られず、自分だけで立ち向かってしまい、報われないこと、取り返しがつかなくなることが多くあり、途が絶たれる悲劇があります。
そのような、日々を誠実に生きる人々や、社会をより良くしようと活動している企業の方々の素晴らしい将来が途絶えぬよう、良き代理人、弁護人として、つないでいくお手伝いをすることが、弁護士としての私の信念です。
4今西陽香
弁護士
略歴・所属
- 平成22年3月
- 福岡県立東筑高等学校卒業
- 平成22年4月
- 京都大学法学部入学
- 平成26年3月
- 京都大学法学部卒業
- 平成27年4月
- 大阪大学法科大学院高等司法研究科入学
- 平成29年3月
- 大阪大学法科大学院高等司法研究科修了
- 令和 元年9月
- 司法試験合格
- 令和2年12月
- 弁護士登録(第二東京弁護士会、73期)
- 令和3年 1月
- 栄枝総合法律事務所入所
1.弁護士を志した契機
まだ司法試験に受かる前、私は進路に迷っていて、自分が本当にやりたいことは何なのかということを、四六時中考えていた時期がありました。
世の中には数多の職業があり、誰かが嬉しいときや楽しいときに、その喜びや楽しみを倍にするような仕事がたくさん存在します。それは間違いなく、とても素敵な仕事です。しかし、自分にそれが向いているかと言われたら、少し自信がなくなってきます。
それでは、誰かが悲しいときや苦しいとき、一人でいられないほど不安なときに、そっと傷口に手を当てるような、そんな仕事ならどうでしょうか。それも間違いなく、とても素敵な仕事で、私は、自分にはこちらの方が少し向いているのではないかという気がしました。
器用さや華々しさはなくても、凸を造るより凹を埋めるような、そういう人間になりたいな、と思いました。そして、弁護士ならば、それができるのではないかと考えたのです。
2.目指している弁護士像
第一に、自分が法の専門家として必要とされていることを自覚し、高い水準の法的知識・法的思考を保つように努めます。世の中には膨大な法律や判例が存在し、それらを全て暗記することなど到底できませんが、だからこそ、常に誠実に、謙虚に学びを求めます。経験に慢心せず、いつでも初心に立ち返って、文献の頁を繰る努力を惜しみません。
つぎに、そうやって得た知識は「人間」のために使うものであることを忘れません。心を鈍磨させず、感じやすい人間性を大切にします。どれだけ頭の回転が速かろうと、知識の量が多かろうと、その仕事に血が通っていなければ、本当の意味での依頼者の信頼や満足は得られないのではないかと思います。そのためには、文献の中の世界にとどまらず、きちんと自らの五感を以て、美しいもの、そうでないもの、あらゆるものに触れる必要があると考えています。
そして、頭と心を尽くして考え抜いたその先に、公正を追求します。「立場が弱いから」「声が小さいから」という理由で消えかかっている正義があるならば、風下に立ち、その灯を守ります。そのうえで、自らの倫理が本当に正しいものかという点については、常に透徹した眼差しで検証し、視野を広く持って、自問し続けることも大切だと思っています。
3.結びに
夜、街の灯りを見ていると、この窓の中一つ一つに、誰かがいて、みんなそれぞれの人生を生きているという事実に、いつも不思議な気持ちになります。
今この瞬間に、笑っている人が、怒っている人が、泣いている人がいる。今その人が幸せならば、その幸せがずっと続くように、もし絶望しているとしても、いつか心穏やかに眠れる夜が来るように。私は、そのために、お手伝いをさせていただきたいと考えています。